xapm - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
xapm - Advanced Power Management (APM) BIOS の情報を表示する
書式
xapm [ ... ]
説明
xapm はバッテリーの残量を表示するウィンドウを X 上に開く。 ウィンドウの左側に残り時間または残り容量のパーセンテージが、 右側にパーセンテージを示す棒グラフが表示される。 ウィンドウの左側をクリックすると残り時間と残り容量の表示が切り替わる。
オプションとリソース
Xt (X ツールキット) の標準的オプションの他に以下のオプションがある。
- -V
- バージョンを表示して終了する。
- -highcolor color
- バッテリーの残り容量が highvalue よりも多いときの棒グラフの色。デフォルトは緑。 (*highColor)
- -lowcolor color
- バッテリーの残り容量が lowvalue と highvalue の間にあるときの棒グラフの色。デフォルトは黄色。(*lowColor)
- -criticalcolor color
- バッテリーの残り容量が lowvalue よりも少ないときの棒グラフの色。デフォルトは赤。 この色は電力状態が臨界になったときに数字部分を点滅させるのにも使われる。 (*criticalCOlor)
- -highvalue highvalue
- highvalue の値を指定する。デフォルトは 50。(*highValue)
- -lowvalue lowvalue
- lowvalue .の値を指定する。デフォルトは 10。(*lowValue)
- -chargingcolor color
- 充電中に表示される数字の色。デフォルトは青。 色を変えるには -foreground を使う。 (*chargingColor)
- -delay delay
- 表示を更新する時間間隔を秒単位で与える。デフォルトは 1 秒。 (*delay)
- -percent
- 起動時から、残り時間でなくパーセント表示する。(*percent, boolean)
バグ
数字表示あるいは棒グラフのいずれかを抑止する方法はない。 バッテリー残量が少なくなると棒グラフが短くなるので、 明るい色を使って死にそうだと告げても無駄かもしれない。 form ウィジットは縦横の比率を保存しようとするので、 ウィンドウのサイズを変更しても望むようにはならないかもしれない。
ファイル
/proc/apm
著者
このプログラムは Rik Faith (faith@cs.unc.edu) によって書かれ、 GNU 一般公共使用許諾のもとで自由に再配布できる。 このプログラムは「完全に無保証」である。現在の管理者は Avery Pennarun (apenwarr@worldvisions.ca) である。