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strchr - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. 返り値
  5. 準拠
  6. 関連項目

名前

strchr, strrchr, strchrnul - 文字列中の文字の位置を特定する

書式

#include <string.h>

char *strchr(const char *s, int c);
char *strrchr(const char *s, int c);
#define _GNU_SOURCE#include <string.h>
char *strchrnul(const char *s, int c);

説明

strchr () 関数は、文字列 s 中に最初に文字 c が現れた位置へのポインタを返す。

strrchr () 関数は、文字列 s 中に最後に文字 c が現れた位置へのポインタを返す。

strchrnul () 関数は strchr () と同様だが、 cs 中に見つからなかった場合に、返り値として NULL でなく、s の末尾のヌルバイトへのポインタを返す点が異なる。

ここでいう「文字」は「バイト」の意味なので、 これらの関数はワイド文字やマルチバイト文字では動作しない。

返り値

strchr () と strrchr () 関数は一致した文字へのポインタを 返し、もし文字が見つからない場合は NULL を返す。
strchrnul () 関数は一致した文字へのポインタを返す。 文字が見つからない場合は、s の末尾のヌルバイトへの ポインタ (つまり s+strlen(s) ) を返す。

準拠

SVr4, 4.3BSD, C89, C99.

関連項目