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addftinfo - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名称
  2. 書式
  3. 解説
  4. オプション
  5. 関連項目

名称

addftinfo - troff 用のフォントファイルに groff で用いるための情報を付加する

書式

addftinfo [ -v ] [ - param value... ] res unitwidth font

解説

addftinfo は troff フォントファイルを読み、groff システムで用いられるフォントメトリック情報を付加します。 情報が付加されたフォントファイルは標準出力に書き出されます。 追加される情報は、フォント自体のパラメトリックな情報と、伝統的な troff の文字名のつけかたに関する仮定から推定されます。 この情報は、主に文字の高さや深さです。引数の resunitwidth は DESC ファイルの対応するパラメータと一致するべきです; font はフォントの名前です。 fontI で終わる場合はイタリック体であると仮定されます。

オプション

-v バージョン番号を表示します。

他のすべてのオプションは、 高さや深さなどを得るために用いられるパラメータのうちの 1 つを 変更します。フォントファイル内の現行の数量のように、各 value はポイントの大きさが unitwidth であるフォントについて res あたりのインチ数で表現します。 param には、以下のなかから 1 つを選びます:

x-height
x などのような、背の低い小文字の高さ。
fig-height
図の高さ (10 進の数値)。
asc-height
b, d, l などのような、背の高い文字の高さ。
body-height
括弧などの文字の高さ。
cap-height
A のような大文字の高さ。
comma-depth
コンマの深さ。
desc-depth
p, q, y などのような、ベースラインよりも下に出た文字の深さ。
body-depth
括弧などの文字の深さ。

addftinfo は、指定しなかったパラメータの値を推測するために、指定してある パラメータの値を用いることはしません。パラメータが指定されない場合は デフォルトの値が用いられます。デフォルトの値は、 Times フォントの手頃な値を選びます。

関連項目