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atoi - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. 返り値
  5. 準拠
  6. 注意
  7. 関連項目

名前

atoi, atol, atoll, atoq - 文字列を整数型に変換する

書式

#include <stdlib.h>

int atoi(const char *nptr);
long atol(const char *nptr);
long long atoll(const char *nptr);
long long atoq(const char *nptr);

説明

atoi () 関数は、nptr によって指示される文字列のはじめの部分を int 型整数に変換する。 この振る舞いは、 atoi () 関数がエラーを見つけない点以外は、

strtol(nptr, (char **)NULL, 10);

と同じである。

atol () 関数と atoll () 関数は atoi () と同様の振る舞いをするが、 文字列のはじめの部分をそれぞれ longlong long に変換する。 atoq () は atoll () の古い名前である。

返り値

変換された値。

準拠

SVr4, POSIX.1-2001, 4.3BSD, C99. C89 と POSIX.1-1996 には atoi () と atol () だけが含まれている。   atoq (3) は GNU による拡張である。

注意

非標準である atoq () 関数は libc 4.6.27 や glibc 2 には含まれていないが、 libc5 と libc 4.7 には存在している (ただし libc 5.4.44 までは <stdlib.h> のインライン関数のみである)。 atoll () 関数は glibc 2 のバージョン 2.0.2 から存在しているが、 libc4 や libc5 には存在しない。

関連項目