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cksum - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. オプション
  5. 注意

名前

cksum - CRC チェックサムとバイト数を表示する

書式

cksum [ FILE... ]
cksum [ --help ] [ --version ]

説明

cksum コマンドは、引数に与えられた FILE それぞれの CRC チェックサムを計算する。 FILE が一つも与えられないと標準入力から読み込む。また FILE が ` - 'だった場合には、そのファイルには標準入力が用いられる。
何らかの引数を与えられた場合は、 chsum はファイル毎の CRC チェックサムと、ファイルのバイト数、ファイル名を表示する。
cksum コマンドの良く用いられる場面は、信頼度の低い手段 (netnews など) を使ってファイルの転送を行った場合などである。 受信したファイルに対する cksum の出力と、転送元での cksum の出力 (通常配布に付属してくる) を比べて、 データが壊れていないことを確認するために使う。
CRC (cyclic redundancy check) の算出アルゴリズムは、 POSIX.2 規格で規定されている。これは BSD 系や System V 系の   sum (1) アルゴリズムとは互換性がない。 CRC のほうがより信頼性が高い。

オプション

"--help"
標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
"--version"
標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。

注意

プログラムのバグについては bug-textutils@gnu.org に報告してください。
man ページは Ragnar Hojland Espinosa <ragnar@ragnar-hojland.com> が作成しました。