clog - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
clog, clogf, clogl - 複素数の自然対数
書式
#include <complex.h>
double complex clog(double complex
z
);
float complex clogf(float complex
z
);
long double complex clogl(long double complex
z
);
-lm でリンクする。
説明
対数 clog は、指数関数 cexp の逆関数である。 したがって、 y = clog(z) ならば、 z = cexp(y) が成立する。 y の虚数部の値は区間 [-pi,pi] から選択される。
次の関係が成立する: clog(z) = log(cabs(z))+I*carg(z)
z として 0 に近い値を入れると、オーバーフローを起こすため、 注意が必要である。
準拠
C99