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fpurge - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. 返り値
  5. エラー
  6. 準拠
  7. 注意
  8. 関連項目

名前

fpurge, __fpurge - ストリームを一掃 (purge) する

書式

/* unsupported */
#include <stdio.h>

int fpurge(FILE *stream);
/* supported */ #include <stdio.h>
#include <stdio_ext.h>
void __fpurge(FILE *stream);

説明

fpurge ()関数は、与えられたストリームのバッファをクリアする。 出力ストリームでこれを行うと、書き出されていない出力は捨てられる。 入力ストリームでこれを行うと、 下層にあるオブジェクトから読み込まれ getc (3)による取得を待っている入力が、すべて捨てられる。 これには ungetc ()によって戻されたテキストも含まれる。   fflush (3) も参照のこと。

__fpurge ()関数も全く同じことを行うが、ただし返り値を返さない。

返り値

成功すると fpurge ()は 0 を返す。 エラーが起こると -1 を返し、 errno を適切な値に設定する。

エラー

EBADF
stream がオープンされていない。

準拠

これらの関数は標準ではなく、よって移植性もない。 fpurge ()関数は 4.4BSD で導入されたが、Linux では利用できない。 __fpurge ()関数は Solaris で導入され、glibc 2.1.95 以降には存在している。

注意

通常は入力バッファを捨てようとするのは間違っている。

関連項目