fread - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
fread, fwrite - バイナリストリームの入出力
書式
#include <stdio.h>
size_t fread(void *
ptr
, size_t
size
, size_t
nmemb
,
FILE *
stream
);
size_t fwrite(const void *
ptr
, size_t
size
, size_t
nmemb
,
FILE *
stream
);
説明
fread ()関数は stream ポインタで指定されたストリームから nmemb 個のデータを読み込み、 ptr で与えられた場所に格納する。 個々のデータは size バイトの長さを持つ。
fwrite ()関数は ptr で指定された場所から得た nmemb 個のデータを、 stream ポインタで指定されたストリームに書き込む。 個々のデータは size バイトの長さを持つ。
これらの処理をロックせずに行いたいときは、 unlocked_stdio (3) を参照のこと。
返り値
fread ()と fwrite ()は読み書きに成功した要素の個数を返す。 エラーが生じた場合や、end-of-file(ファイルの最後)に達した場合、 返り値は指定した個数よりも小さい値(またはゼロ)となる。
fread ()は end-of-file とエラーを区別しないので、 どちらが生じたかを判断するためには、 呼び出し側で feof (3)と ferror (3) とを使用しなければならない。
準拠
C89, POSIX.1-2001.
関連項目
read
(2),
write
(2),
feof
(3),
ferror
(3),
unlocked_stdio
(3)