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free - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表

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名前

free - システムの空きメモリと利用メモリの量を表示する。

書式

free [ -b | -k | -m ] [ -o ] [ -s delay ] [ -t ] [ -V ]

説明

free はシステムの物理メモリとスワップメモリそれぞれに対して、 使用量と空き容量を表示し、カーネルが用いているバッファも表示する。 共有メモリの欄は無視してほしい。これは古い機能の名残である。

オプション

-b を指定するとメモリの量をバイト単位で表示し、 -k ではキロバイト単位で表示 (デフォルト) し、 -m ではメガバイト単位で表示する。

-t を指定すると物理メモリ、スワップメモリの合計を示す行も表示する。

-o を指定すると「バッファの分を増減した行」を表示しない。 -o オプションを指定しない場合、free は 使用中のメモリからバッファメモリを引いた値と、 未使用のメモリにバッファメモリを足した値とを報告する。

-s オプションを指定すると delay 秒間隔でポーリングを続ける。 実は delay の値には浮動小数点の数値を指定できる。 マイクロ秒単位の分解能が必要な遅延時間には   usleep (3) が用いられる。

-V を指定するとバージョン情報を表示する。

ファイル

/proc/meminfo -- メモリ情報

関連項目

著者

Brian Edmonds によって書かれた。
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