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get_thread_area - システムコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. 返り値
  5. エラー
  6. 準拠
  7. 可用性
  8. 関連項目

名前

get_thread_area - スレッド局所記憶 (TLS) 領域を取り出す

書式

#include <linux/unistd.h>
#include <asm/ldt.h>
int get_thread_area(struct user_desc * u_info );

説明

get_thread_area ()は、カレント・スレッドのスレッド局所記憶 (Thread Local Storage; TLS) 配列の中のエントリを返す。 エントリのインデックスは、ユーザから引き数として渡される u_info-> entry_number の値に対応している。 値が範囲内にある場合、 get_thread_info は対応する TLS エントリを u_info で指された領域にコピーする。

返り値

成功した場合 get_thread_area () は 0 を返す。 そうでない場合、 -1 を返し、 errno に適切な値をセットする。

エラー

EFAULT
u_info が不正なポインタである。
EINVAL
u_info-> entry_number が範囲外である。

準拠

get_thread_area ()は Linux 独自の関数であり、 移植を意図したプログラムでは使用すべきではない。

可用性

get_thread_area ()は Linux 2.5.32 で初めて登場した。

関連項目