ipcs - システム管理コマンドの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
ipcs - IPC リソース情報の表示
書式
ipcs [ -asmq ] [ -tclup ]
ipcs [ -smq ] -i
id
ipcs -h
説明
ipcs
は、IPC リソース機能に関する情報を出力する。
-i
を指定すると、後続の
id
で指定されたリソースの情報だけが出力される。
リソースの指定は次のようになる:
- -m
- シェアードメモリセグメントを指定する。
- -q
- メッセージキューを指定する。
- -s
- セマフォを指定する。
- -a
-
すべてのリソースの情報が出力される(これは、省略時の動作である)。
出力フォーマットの指定は、次のようになる:
- -t
- リソースが最後に変更された時間を出力する。
- -p
- リソースの所有、作成、最終変更を示すプロセスIDを出力する。
- -c
- リソースの作成ユーザーおよびグループの情報を出力する。
- -l
- 各リソースの上限値を出力する。
- -u
- 各リソースの使用状況を示すサマリが出力される.
関連項目
著者
krishna balasubramanian (balasub@cis.ohio-state.edu)
翻訳
福場浩壮 <koso@ga2.so-net.or.jp>