mkdtemp - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
mkdtemp - 他と重ならない一時的なディレクトリを作成する
書式
#include <stdlib.h>
char *mkdtemp(char *template);
説明
mkdtemp () 関数は、他と重ならない名前の一時的なディレクトリを template から作成する。 template の後から 6 文字は XXXXXX でなければならない。 この部分はディレクトリ名を他と重ならなくするための 文字列で置き換えられる。 ディレクトリは許可属性を 0700 として作成される。 template は変更されるので、文字列定数にしてはならず、文字配列にすべきである。
返り値
成功した場合、mkdtemp () 関数は 変更された template 文字列へのポインタを返す。 失敗した場合は、NULL を返して、 errno を適切に設定する。
エラー
- EINVAL
-
template
の後ろから 6 文字が XXXXXX でない。
この場合、template
は変更されない。
- errno に設定される他の値については、mkdir(2) を参照すること。
-
準拠
この関数は BSD に存在する。
バージョン
OpenBSD 2.2 で導入された。 glibc 2.1.91 以降で使用可能である。