stpncpy - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
stpncpy - 固定長の文字列をコピーして、その最後へのポインターを返す
書式
#define _GNU_SOURCE
#include <string.h>
char *stpncpy(char *dest, const char *src, size_t n);
説明
stpncpy () 関数は src が指している文字列から終端の '\0' 文字を 含めて最大 n バイトを dest にコピーする。長さ strlen(src) が n より小さい場合には dest の残りの 部分には '\0' 文字が埋められる。長さ strlen(src) が n 以上 ならば、dest が指す文字列は '\0' で終端されていない。
二つの文字列は重なってはならない。
プログラマーは dest に少なくとも n バイトの空きがあることを 保証しなければならない。
返り値
stpncpy () は dest の終端のナル文字を指すポインターを返すか、 dest がナル文字で終端されていない場合には dest + n を返す。
準拠
この関数は GNU の拡張である。
関連項目
strncpy
(3),
wcpncpy
(3)