PostgreSQL 8.1.4 初期設定
PostgreSQL 8.1.4 は、インストールしただけでは動きません。
必ず初期設定が必要となります。数はそれほど多くないので、ちゃちゃっとやってDBを起動させましょう。
Last Update : 2006年09月17日
PostgreSQL 8.1.4 初期設定の手順
1. PostgreSQL用のユーザーとグループの作成
ここでは、PostgreSQLを実行するユーザー作成します。
PostgreSQLを独立したユーザアカウントで実行することが推奨されています。 グループも「 postgres 」になるようにします。
# groupadd postgres # useradd -g postgres postgres # id - a postgres uid=504(postgres) gid=505(postgres) 所属グループ=505(postgres)
2. PostgreSQL用のユーザーの環境変数の設定
postgres ユーザーの環境変数を設定します。
これは、「 ~postgres/.bash_profile 」ファイルか、「 ~postgres/.bashrc 」に設定します。 また、他のユーザーでPostgreSQLを使用したい場合は、都度環境変数を設定します。
また、この作業は必須ではありません。 しかし、PostgreSQLのコマンド群を直に実行できるので便利になります。
# vi ~postgres/.bash_profile
以下を追加。(ファイルの一番下とかでいいです。)
export PATH=$PATH:/usr/local/pgsql/bin
export MANPATH="$MANPATH":/usr/local/pgsql/man
export LD_LIBRARY_PATH="$LD_LIBRARY_PATH":/usr/local/pgsql/lib
3. Data格納用のディレクトリの作成
Data格納用のディレクトリを作成し、ディレクトリのオーナーを変更します。
# mkdir /usr/local/pgsql/data # chown -R postgres:postgres /usr/local/pgsql/data
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