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cardinfo - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表

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名前

cardinfo - PCMCIA カードの監視・制御を行う X ユーティリティ

書式

cardinfo

説明

cardinfo はシステムにある全ての PCMCIA ソケットの現在の設定を表示する。 各カードについて、カードの名前・状態・使っている I/O ポートと割り込み・ カードに割り当てられている全てのデバイス名、が表示される。 それぞれのソケットごとに、 ソケットの状態を操作するためのメニューも用意されている。

ソケットの状態には状態フラグが短縮形で表示される。 CD フラグはそのソケットにカードが挿入されていることを示し、 Vcc フラグはソケットに電力が供給されていることを示す。 Vpp フラグはプログラミングパワーサプライ (programming power supply) がアクティブであることを示す。 WP フラグはカードが書きこみ禁止であることを示す。

ソケット状態の下に示されているのは、 カード状態の変更イベントのログである。 記録される状態変化は、カードの挿入と脱着・ ユーザーからの挿入/脱着リクエスト・ サスペンド/レジューム・ソケットのリセット、である。

ソケット表示の下にあるリセットボタンを押すと、 cardmgr に SIGHUP シグナルが送られ、 全てのソケットが始めから再初期化される。

cardinfo は PCMCIA ソケットにアクセスするために 一時的なデバイスファイルを作成するので root に setuid されている。 通常のユーザーはソケット制御機能を使うことができないようになっている。

著者

David Hinds - dahinds@users.sourceforge.net

関連項目