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pidof - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. オプション
  5. ファイル
  6. 既知のバグ
  7. 著者
  8. 関連項目

名前

pidof - 名前でプロセスを見つけ、それらの PID を一覧表示する

書式

pidof [ -eg ] name ...
pidof -V

説明

pidof は、指定されたいずれかのコマンドを実行しているプロセス全ての PID を一覧表示する。

コマンド名がスラッシュ (/ ) を含む場合は、 その指定したファイルを実行しているプロセスが (実行時の名前が違っていても) 選択される。

指定したコマンドのプロセスがひとつも見つからなければ、 pidof は 0 以外のリターンコードを返す。 各コマンドに対応するプロセスがひとつでも見つかれば、 pidof はゼロを返す。

オプション


とても長い名前に対して完全一致を要求する。 コマンド名が 15 文字よりも長いと、そのフルネームが利用できない (スワップアウトされている) ことがあるかもしれない。 この場合 pidof は先頭 15 文字まで一致するもの全てを一覧表示する。 -e オプションを付けると、そのような項目は黙ってスキップされる。
プロセス ID の代わりにプロセスグループの ID を表示する。 同じプロセスグループ ID を持つプロセスが複数見つかった場合は、 最初のプロセスだけを表示する。
バージョン情報を表示する。

ファイル

/proc	proc ファイルシステムの場所

既知のバグ

ファイルによるプロセスの選択は、 実行ファイルがその実行中にオープン状態に置かれる場合にのみ有効である。 すなわち impure な実行ファイルをこの方法で選択することはできない。

著者

Werner Almesberger <Werner.Almesberger@epfl.ch>

関連項目