remquo - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
remquo, remquof, remquol - 商の一部と剰余を求める
書式
#define _ISOC99_SOURCE
#include <math.h>
double remquo(double x, double y, int *quo);
float remquof(float x, float y, int *quo);
long double remquol(long double x, long double y, int *quo);
説明
これらの関数は
x
を
y
で割ったときの商の一部と剰余を計算する。
商のいくつかのビットが
quo
ポインタを使って格納される。
剰余は関数の値として返される。
剰余の値は
remainder
(3) 関数で計算されるものと同じである。
quo
ポインタを使って格納される値には、
x
/
y
の符号と最低でも商の下位 3 ビットが含まれる。
たとえば remquo(29.0,3.0) は -1.0 を返し、
(訳注: quo の指しているものには) 2 が格納される。
実際の商が整数値にならない点に注意すること。
準拠
C99