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w - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. オプション
  5. ファイル
  6. 関連項目
  7. 著者

名前

w - ログインしている人とその人がやっていることを表示する

書式

w - [ husfV ][ user ]

説明

"w " は現在マシンにいるユーザーとその人のプロセスについての情報を表示する。 ヘッダには、現在の時刻、システムが稼働している期間、現在ログインしている ユーザーの数、過去 1, 5, 15分でのシステムの平均負荷が順に表示 される。
以下のエントリがそれぞれのユーザーに対して表示される: ログイン名、端末名、リモートホスト名、ログイン時刻、アイドル時間、 JCPU, PCPU, ユーザーのカレントプロセスのコマンドライン。
JCPU 時間はそのttyから実行されている全プロセスが使った時間である。これには 過去のバックグラウンドジョブは含まれないが、現在実行しているバックグラ ウンドジョブは含まれる。
PCPU 時間は "what" 項目で示されているカレントプロセスが使っている時間 である。

オプション

"-h "
ヘッダを表示しない。
"-u "
現在のプロセス時間と CPU 時間を計算するときに、(ログイン名と現在の) ユーザー名(の違い)を無視する。このオプションについて理解するために、 "su" した後、"w" と "w -u" を実行してみるとよい。
"-s "
短く表示する。 ログイン時刻、JCPU, PCPU を表示しない。
"-f "
from (リモートホスト名) 項目を表示するかしないかのトグル。デフォルトでは無 効、つまり from 項目は表示されない。しかし、システム管理者や ディストリビューションの管理者はデフォルトで from フィールドを表示するようにコンパイルすることもできる。
"-V "
バージョン情報を表示する。
"user "
指定したユーザーの情報のみ表示する。

ファイル

/var/run/utmp
現在ログインしているユーザーの情報
/proc
プロセス情報


関連項目

著者

w は、Larry Greenfield (greenfie@gauss.rutgers.edu) と Michael K. Johnson (johnsonm@sunsite.unc.edu) のバージョンを基にほとんど全部が Charles Blake によって書き直された。
バグレポートは <albert@users.sf.net> に送ってほしい。