atan2 - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
atan2, atan2f, atan2l - 二つの変数に対する逆正接(アークタンジェント)関数
書式
#include <math.h>-lm でリンクする。
double atan2(double y, double x);
float atan2f(float y, float x);
long double atan2l(long double y, long double x);
説明
atan2 () 関数は二つの変数 x and y に対する 逆正接(アークタンジェント)を計算する。 これは、 y / x の逆正接を計算し、 二つの引数の符号は結果の象限を決定するために使われる。
返り値
atan2 () 関数は結果をラジアン単位で返し、値は -PI と PI (両端を含む) である。
準拠
SVr4, POSIX.1-2001, 4.3BSD, C89. float 版と "long double" 版は C99 の要求仕様である。