Linux 基礎知識(目次)
ユーザー管理
- Linux ユーザとグループ
- ユーザーとグループの説明。ユーザーの種類やグループの機能などについて。
- Linux ユーザー一覧の確認と/etc/passwd ファイル
- Linuxの基礎知識。ユーザー一覧の確認。/etc/passwd ファイル、/etc/shadowについての説明。
- Linux 新規ユーザの作成 - useradd
- Linuxに新規ユーザーを作成する。useradd コマンドのデフォルト設定の確認とオプションについての説明。新規に作成されるユーザのデフォルト情報の変更方法について説明。
- Linux ユーザ情報の変更 - usermod
- ユーザ情報、アカウント情報の変更の仕方について。usermodコマンドの説明。グループの変更や、ホームディレクトリの変更の仕方、オプション、書式と、使用例をここで説明します。
- Linux ユーザーアカウントの削除 - userdel
- ユーザーアカウント削除の仕方。ユーザーアカウント削除のコマンドuserdelの説明。書式、オプションと使用例。ホームディレクトリごと消したり、そのユーザーの全ファイル削除の仕方など。
- Linux グループ一覧の確認と/etc/group ファイル
- グループ一覧の確認とグループ一覧の出力の仕方。グループへログインの説明。/etc/group ファイル、/etc/gshadowについての説明。
- Linux 新規グループの作成 - groupadd
- 新規グループの作成コマンドgroupaddについての説明。コマンドのオプションとgroupaddコマンドによって変更されるファイルについて。
- Linux グループ情報の変更 - groupmod
- グループ情報に変更を加えるコマンドgroupmodについての説明。グループ名、GIDの変更が可能です。コマンドのオプション、groupmodコマンドによって変更されるファイルについての説明。
- Linux グループの削除 - groupdel
- グループの削除コマンドgroupdelについての説明とgroupdelコマンドによって変更されるファイルについて。
- suコマンドでユーザーを切り替える
- suコマンドでのユーザーを切り替え方。オプション「-」の有無での動作の違い、特定アカウント環境でコマンドを実行する。
ファイル・ディレクトリパーミッション管理
- ファイル・ディレクトリのアクセス権限
- ファイル・ディレクトリのアクセス権限についての説明。設定されているアクセス権限の確認の仕方と、表示された内容の見方を説明。
- アクセス権(パーミッション)の記号表記と数値表記
- ファイル・ディレクトリのアクセス権限(パーミッション)の記号表記と数値表記についてを説明。
- アクセス権(パーミッション)の変更 - chmod
- ファイル・ディレクトリのアクセス権限(パーミッション)の変更の仕方。chmodの細かい使用方法について説明。
- ファイル・ディレクトリの所有者とグループを変更する - chown
- ファイル・ディレクトリの所有者とグループの変更の仕方。chownの細かい使用方法について説明。
- ファイル・ディレクトリのグループを変更する - chgrp
- ファイル・ディレクトリのグループの変更の仕方。chgrpコマンドの使用方法について説明。
- SUID(Set User ID) - 特殊なアクセス権
- SUID(Set User ID)という特殊なアクセス権についての説明。
- SGID(Set Group ID) - 特殊なアクセス権
- SGID(Set Group ID)という特殊なアクセス権についての説明。
- スティッキービット(Sticky Bit) - 特殊なアクセス権
- スティッキービット(Sticky Bit) - 特殊なアクセス権についての説明。
- デフォルトのアクセス権 - umask
- ファイル・ディレクトリのデフォルトのアクセス権についての説明。umask値の説明と設定手順の解説。
Linuxファイルシステム
- Linuxのディスク管理
- Linuxのディスク管理についての説明。ハードディスクを使う手順と、用語の説明。ファイルシステム、パーティション、マウントについて。
- Linux ハードディスクのデバイス名を確認する
- Linuxのハードディスクのパーティション管理について説明。fdiskコマンドで、ハードディスクのデバイス名、パーティション情報の確認の仕方を解説します。
- Linux fdiskコマンドでパーティションを作成する
- Linuxのハードディスクのパーティション管理について説明。fdiskコマンドで、ハードディスクにパーティションを作成する手順を解説します。
- Linux fdiskコマンドで論理パーティション(拡張領域)を作成する
- Linuxのハードディスクのパーティション管理について説明。fdiskコマンドで、ハードディスクに拡張領域を作成し、その上へ論理パーティションを作成する手順を解説します。
- Linux パーティションにmkfsでファイルシステムを作る
- 増設したハードディスクを使うには、パーティションを作り、作ったパーティションの上にファイルシステムを作る必要があります。ここでは、Linuxで使えるファイルシステムの種類と、mkfsコマンドでファイルシステムの作成手順を解説します。
- Linux ハードディスクをマウント(mount)する
- 増設したハードディスクのマウント(mount)手順の解説、再起動後もマウントされるための設定、fstabの書式について説明。
- Linux ハードディスクをアンマウント(umount)する
- Linux上でハードディスクを外すには、OSが認識しているmount状態を解除します。マウント(mount)されたハードディスクを解除するには、umountコマンドを使います。ここではumountコマンドについて解説します。
- linux スワップ(swap)領域の作成
- mkswapコマンドによる、スワップ(swap)領域の作成手順と、スワップ(swap)領域の有効/無効(swapon/swapoff)の切り替え手順について説明します。
- iノード(inode)とは
- iノード(inode)についての説明、ファイル、ディレクトリのinode番号の確認方法、inodeの使用状況の確認方法、inodeが枯渇した場合の挙動について。
- ハードリンクとは
- linuxハードリンクについての説明、ハードリンクの作成方法についての解説。
- シンボリックリンクとは
- linuxシンボリックリンクについての説明、作成方法、コピーの仕方について解説。
プロセス管理
- 現在のプロセスの確認(ps)
- Linuxのプロセス管理の説明。プロセスとは。現在のプロセスの確認手順。psコマンドの見方。
- プロセスを終了させる(kill、killall)
- プロセスを終了させる手順について説明します。killコマンド、killallコマンドを使用します。killコマンドや、killallコマンドは、プロセスにシグナルと呼ばれるメッセージを送ります。このシグナルをかいしてプロセスと通信します。
- プロセスを停止する(kill、killall、Ctrl+z)
- プロセスを停止させる手順について説明します。プロセスを停止させるには、killコマンド、killallコマンド、Ctrl+zを使います。
- バックグラウンドでプログラムを実行する(&アンド)
- バックグラウンドでプログラム(コマンド)を実行するには、(&アンド)を使います。
- Linuxのジョブという考え方(jobs)
- ジョブとは。Linuxにはジョブいう概念があります。ここではジョブの考え方についての説明と、ジョブの確認方法(jobs)について説明します。
- 実行中のプログラムをバックグラウンドにもっていく。フォアグラウンドにもってくる(bg、fg)
- linuxでは、実行中のプログラムをバックグラウンドにもっていったり、フォアグラウンドにもってきたりできます。ここでは、bg、fg コマンドの使い方と、プロセスの停止方法、ジョブの参照方法について説明します。
- ログアウトした後もプログラムの処理を続ける?(コマンド実行時にnohup)
- nohup コマンドを使うとログアウト時に処理を停止させないでプログラムを続けるようにさせることができる。という説明をよくみかけますが、実際には、nohup を使わなくても、プログラムを「&」を使ってバックグラウンドで処理していれば、ログアウト後も起動されたプログラムは処理をそのまま継続します。nohupコマンドを使うと、例えばターミナルが突然切断された等の理由でシェルがHUPシグナルを受け終了した場合でも処理を続けることができるようになります。
パッケージ管理
- パッケージの管理|yumとは
- yumとは、RedHat系ディストリビューションのパッケージ管理システムの事です。リポジトリと呼ばれるパッケージ置き場からのパッケージをダウンロードし、インストール、アンインストール、更新をする事ができます。ここではyumコマンドについて説明していきます。
- yum|パッケージの一覧
- yum list コマンドを使うと、リポジトリにあるパッケージや、インストールされているパッケージの一覧を確認することができます。yum grouplist コマンドを使うと、パッケージグループの一覧を確認する事ができます。ここでは、yum list 、yum grouplist の使い方を説明します。
- yum|パッケージの検索
- yum search コマンドを使うと、パッケージ名の一部分や、関連する用語からパッケージを検索する事ができます。yum provides コマンドを使うと、いろいろなファイル名から、そのファイルを提供するパッケージ名を検索する事ができます。ここでは、yum search、yum provides の使い方を説明します。
- yum|パッケージ情報の確認
- yum info コマンドを使うと、パッケージの情報を表示させることができます。ここでは、yum info の使い方を説明します。
- yum|パッケージグループ情報の確認
- yum groupinfo コマンドを使うと、パッケージグループの情報を表示させることができます。ここでは、yum groupinfo の使い方を説明します。
- yum|パッケージのインストール
- yum install コマンドを使うと、指定したパッケージをシステムにインストールする事ができます。また、yum groupinstall コマンドを使うと、指定したパッケージグループをインストールすることができます。ここでは、yum を使ったパッケージのインストール手順について説明します。
- yum|パッケージの更新
- yumでパッケージに更新があるかどうかの確認と、パッケージの更新手順について説明します。yum check-update と、yum update を使います。
- yum|パッケージの削除
- yumでパッケージを削除する場合は、yum remove を使います。パッケージグループを削除する場合は、yum groupremoveを使います。yum remove、yum groupremove の使い方を説明します。
- yum|yum の設定
- yum コマンドの動作については、/etc/yum.conf で設定します。ここでは、yum.conf について説明します。
- yum|yum リポジトリの設定と追加
- yumのリポジトリの設定は、repository セクションに記述します。オンラインリポジトリだけでなく、ローカルにあるリポジトリや、DVDのパスを指定する事もできます。repository セクションの書き方、リポジトリの追加手順を説明します。
- yum|yum リポジトリの有効/無効
- yumコマンド実行時の有効なリポジトリ、無効なリポジトリの確認方法、設定方法、切り替え方法を説明します。設定にかかわらずyumコマンド実行時だけ有効/無効を切り替えるオプションもあります。
- yum|rpm パッケージをダウンロードする
- yumコマンドでインストール、更新しているパッケージは、rpmパッケージとしてダウンロードすることができます。rpmパッケージのダウンロード手順を説明します。
- yum|yum リポジトリを作成する
- yumのリポジトリの作成手順を説明します。createrepo コマンドを使ってリポジトリを作成します。
サービスの管理
- (CentOS6まで)Linux ランレベル(runlevel)
- ランレベル(runlevel)とは、Linuxの動作モードのことをいいます。いくつかの種類があり、ランレベル毎に起動させるサービスを設定できます。ランレベル(runlevel)について説明します。
- (CentOS6まで)サービス自動起動の設定
- Linuxでは、どのランレベル(runlevel)で、どのサービスを起動させるかを設定することができます。chkconfig コマンドを使います。ここでは、サービスの自動起動の設定について説明します。
- (CentOS6まで)サービスの起動と停止と状態確認
- Linuxでは、service というコマンドを使ってさまざまなサービス・デーモンを起動、停止させることができます。またサービスの状態もserviceコマンドで確認できます。ここでは、serviceコマンドの使い方について説明します。
- (CentOS6まで)自作のサービスをchkconfigで登録する
- Linuxでは、chkconfigコマンドでサービスを登録し、service というコマンドを使ってさまざまなサービスやデーモンを起動、停止させることができますが、自作のサービスも一定の手順を踏めば同じようにサービスとして登録し、serviceコマンドで操作することができます。ここでは、自作のサービスをどうやって登録していくか説明します。
- (CentOS7から)Systemdによるシステムとサービスの管理 - 概要と変更点
- CentOS 7からは、システムとサービスの管理に「Systemd」というサービスマネージャーが採用されました。これまでの、chkconfigや、serviceコマンドは、「systemctl」というコマンドに置き換わります。ここでは、Systemd の概要と、各管理用コマンドの変更点について説明します。